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シュトーレンの美味しい食べ方や特徴、歴史について。

【シュトーレンについて】

シュトーレンはドイツの菓子パンで、ドイツでは、クリスマスを待つ1ヶ月の間、薄く切って少しずつ食べ進めていく習慣があるなだそう!

日本でも少しずつ人気が出てきていて、なんとなく聞いた事がある方が増えてきたのではないでしょうか?

1ヶ月も日持ちするの?とびっくりされる方も多いかも知れませんね。これには理由があります。そして、食べ方もありますので、興味のある方は最後までご覧ください^ ^

※和洋菓子心でご提供するシュトーレンは三種類あり、お日持ちがそれぞれ違いますので、ご注意ください。

 

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《どんな菓子パン?》

シュトーレンがクリスマスに関係があることを知ってる人は多いかもしれなあけれど、どんなお菓子なのか、食べた事がある方は、まだそんなに多くないのかも知れません。

質問が沢山ありましたので、少しでもイメージがわくように、どんな菓子パンなのかを和洋菓子心なりに解説してみたいと思います!!

シュトーレンは、小麦粉で作った生地に、洋酒に漬け込んだドライフルーツと、ローストしたナッツを混ぜ込み、ローマジパンを包んで焼きます。そして、焼き上がったアツアツのパンをバターのお風呂にドボン!お次はお砂糖の海にドボン!

フルーツとナッツがゴロゴロ入って、お酒の風味が楽しめて、バターたっぷり!お砂糖たっぷりのとってもリッチな菓子パンです♡

日持ちがする理由もここにあります。ドライフルーツをお酒につけ込む事で殺菌効果があり、更に、焼き上がったパンをバターとお砂糖でコーティングするので、酸化しにくくなる。

また、お酒に漬け込んだドライフルーツが馴染み、日を追う毎に味わいが変化するのも、シュトーレンの楽しみの一つです。

これがオーソドックスなよくあるシュトーレン!和洋菓子心は…いつもオーソドックスから少し離れちゃう(笑)

というわけで、和洋菓子心のシュトーレンも解説させてください。お味は三種類!

  1. シュトーレン
  2. チョコレートシュトーレン
  3. 和風シュトーレン

①のシュトーレンが1番オーソドックスに近いシュトーレン。②はチョコ好きさんにはたまらないシュトーレン。③は日本人好みになるように和テイストにしたシュトーレン。

3つに共通しているこだわりは、小麦粉ではなく、国産の全粒粉を使っている事!更に、旨味をます為に、生地にもアーモンドプードル(アーモンドを粉末にしたモノ)を練り込んでいる事。マジパンも手作り。そして、スイーツ同様に、こだわりの原材料(卵は美豊卵のみなど)。そして、職人が手作りすることなどなど。

ここから先は、三者三様の特徴があります。

①、②、③をそれぞれ解説しますので、気になるシュトーレンがあればチェックしてください!

 

《①シュトーレン》

 

生地と原材料のこだわりは先程お伝えしましたが、他にも…

スパイスの香りは和洋菓子心にしては優しめ。

ドライフルーツは一年以上ラム酒に漬け込んだモノを…

青切りみかん(摘果したみかん)や、生姜など、通常あまり見かけないドライフルーツも入っています!

そんなドライフルーツをたっぷりゴロゴロ♡ナッツもゴロゴロ♡

更に、中に入れるローマジパンも当店の工房で手作り。お砂糖を使用するのですが、このお砂糖が精製されたお砂糖を使わずに、素焚糖(奄美諸島のみでとれるさとうきびを素のまま焚き上げたきび砂糖)のみを使用して作るので、ミネラルを含み、コクや香り、旨味に深みを出してくれます。

そんなマジパンを棒状にして包み込んだ、お酒が効いた大人の味わいのシュトーレン。

仕上げは、国産バター100%のバターのお風呂にドボンさせ、お砂糖をまぶしつけて仕上げました!!

真っ白な見た目の、和洋菓子心のシュトーレンの中では1番オーソドックスなシュトーレンです。

日を追う毎に変わるラム酒の風味もお楽しみください。

 

《②チョコレートシュトーレン》

生地と材料のこだわりは先程述べましたが。生地は更に純粋ココアが入ってほろ苦い味わいの生地に仕上げてあります。

そして、チョコレートを味わって欲しいから、生地のスパイスは敢えて入れていません。

ドライフルーツは一年以上ラム酒に漬け込んだモノを…

青切りみかん(摘果したみかん)のドライフルーツも入っていますよ!そしてローストしたナッツ達もゴロゴロ。

さらに、チョコレートがいっぱい!チョコチップなどではなく、チョコレートを入れているので、チョコの美味しさが際立ちます。

もちろん、中に包み込むローマジパンも手作り。お砂糖はプレーンのシュトーレン同様に精製されたお砂糖を使わずに、ミネラルを含み、コクや香り、旨味に深みを出してくれる、素焚糖(奄美諸島のみでとれるさとうきびを素のまま焚き上げたきび砂糖)のみを使用。そして、ここにも純粋ココアをたっぷりと。アーモンドの旨味とお砂糖のコク、そして純粋ココアのほろ苦さや香りがよくあいます!

チョコレートとラム酒の相性の良さは言うまでもありません♡こちらも日を追う毎に変化する味わいをお楽しみいただけるシュトーレンとなります。

 

《③和風シュトーレン》

生地と原材料のこだわりは前述の通りです。和風シュトーレンなので、和のモノを沢山使用しています!

まず、生地には宇治抹茶がたっぷりと。ほろ苦いほど入った宇治抹茶の生地で、自家製のあんこと、自家製のさつまいもの甘煮、自家製の栗の渋皮煮を混ぜ込みました!食感と味のアクセントにホワイトチョコと、ナッツもゴロゴロっと追加。

そんなシュトーレンの生地で包むのは、宇治抹茶のローマジパン。こちらももちろん手作り。お砂糖はプレーンやチョコレートのシュトーレンと同様に、精製されたお砂糖を使わずに、ミネラルを含み、コクや香り、旨味に深みを出してくれる、素焚糖(奄美諸島のみでとれるさとうきびを素のまま焚き上げたきび砂糖)のみを使用。そこへほろ苦いほどの宇治抹茶を入れてつくるローマジパン。

焼き上がったらバターのお風呂につかって、お砂糖をまとうので、ほろ苦いくらいが丁度良いのです♡

といいつつ、最後の仕上げの粉糖に、宇治抹茶のパウダーも混ぜて最後の仕上げ。お抹茶と粉糖のパウダーをまとった、和風シュトーレンは、お抹茶などのお供や、お茶菓子としてもよくあいます。

ただし、お酒を使用していない事などにより、お日持ちは他のシュトーレンよりも短くなりますので、予めご了承ください。

どこにも売ってないシュトーレンを食べたい方にはオススメのシュトーレンです!

 

①シュトーレン、②チョコレートシュトーレン、③宇治抹茶シュトーレン、お好きなシュトーレンは見つかりましたか?気になるシュトーレンがあれば幸いです。

次は、シュトーレンの食べ方をご紹介しますね!

 

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《シュトーレンの食べ方》

シュトーレンは日持ちがする菓子パン。お日持ちをよくする為に、食べ方にも工夫があるんです。

みなさん、パンを食べる時、端から順に食べ進める方が多いのではないでしょうか?

でも、シュトーレンは違うんです!真ん中で真っ二つに切り、真ん中から薄く切って食べ進めていくのが、シュトーレンの食べ方。保存する時はその切り分けた切り口をくっつけて保存します。こうする事で空気に触れさせずに済むため、酸化などの劣化を抑えられるということらしいです。

もちろん、食べ方は自由なのですが、少しでも美味しく食べてもらいたいので、よろしければお試しください。

また、切り分ける時のナイフは清潔なものを使用してくださいね♪

余談ですが、アレンジして食べるのもオススメです!トースターで少しあたためて食べたり、温めたシュトーレンをアイスに添えて食べたり。

色々なアレンジも楽しいので宜しければ試してください!

こんな食べ方してみたよ!この食べ方オススメ!など、ありましたらコメントやメッセージなどで教えてくださいね♪

 

最後までお付き合いくださった皆様、ありがとうございました!こんな感じで、時々お菓子の説明や豆知識のようなものもお話していけたらと思いますので、時々覗いてくださいね^ ^

和洋菓子心、かなくまでした(^^)

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